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子供が交通事故に!もしもの時の対応マニュアル

2014.11.04更新

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子供が交通事故にあってしまったら、心配するあまりに親はパニックを起こしてしまい、冷静に対処することは難しいでしょう。 そこで今回は、子供が交通事故にあってしまった際に、最低限押さえておきたいポイントをご紹介します。ぜひ確認しておきましょう。

親の役割は子供のフォロー

子供が通学中などに交通事故にあった場合、まず警察や学校から連絡が入りますので、一刻も早く現場に向かってください。 被害者が子供の場合、加害者が逃げてしまう、あるいは一方的に加害者に有利な虚偽報告をする可能性があります。子供は判断力や記憶力、状況分析力、説明能力などが未発達なため、事故の状況を親が優しく聞き出すなど、しっかりとフォローする必要があります。

必ず病院に連れて行く

子供が話せる状態であれば、身体に異常がないかを細かく聞き出し、元気そうにしていても、必ず病院に行き、医師に診断してもらってください。 頭を打ってしまった場合は、たとえ子供が痛みを訴えなかったとしても、念のためにCTやMRIの検査を受け、診断書をもらっておくことを忘れずに。 また、子供は自分の現状を上手に説明できない場合がありますので、事故の状況から判断して、必要な箇所の検査を受けさせるようにしましょう。 また、交通事故の治療であっても、第三者行為による傷病届を提出することで、健康保険により治療を受けることができます。

人身事故として処理する

被害者が軽傷の場合、任意保険を利用したくないと言って、示談を提案する加害者もいますが、事故当日は軽傷でも、後日後遺症が発覚するケースもありますので、安易に示談に応じてはいけません。 人身事故として扱わなければ、後遺症が補償対象とならない場合がありますので、必ず人身事故として処理するようにしましょう。

むち打ち症には要注意

子供が交通事故にあった際に、注意しなければならないケガとして、むち打ち症が挙げられます。 レントゲンに異常がなければ全治1~2週間の診断書が出され、湿布薬を処方されるだけのことが多く、親も軽傷と認識し、そのまま放置してしまう傾向にあります。 しかし、しばらくすると、夜泣きが増える、食欲不振、集中力低下、肩こり、頭痛、視力低下などの症状が出る場合があります。事故からかなり時間が経過してからそれらの症状が出た場合、むち打ち症との因果関係を証明できずに、泣き寝入りするケースが多いと言われています。 そのため、レントゲンの結果を過信せず、首の痛みやしびれなどがないかを定期的に子供に確認するようにしましょう。また、子供の微妙な変化に気づけるよう、注意深く観察しなければなりません。

子供が事故にあった際は、なるべく冷静に対処し、体調の変化がないかを長期的に確認していく必要があります。 また、子供が事故に合わないように、交通ルールを守るよう普段から指導していかなければなりません。